2011年 10月 10日
8日夜から9日明朝にかけ飛来した、りゅう座流星群(旧称ジャコビニ流星群)を見て来ました。 この流星群は13年に1度の周期で大出現を見せる事で有名ですが、今年の日本では観測条件が悪く あまり期待できないとの予測がされていました。 しかし、この流星群は気まぐれ屋としても有名で、過去何度も予想を裏切ってきた特殊な存在の為、 皆が予測をいい方に裏切ってくれると信じ、夜空を眺めていた様です。(私もその一人^^) 観測時間は、9日2時~5時まで。 その間目に出来た流星は、長く尾を引く流星が5個、短く光る流星が11個、ISS(国際宇宙ステーション)を 含め人工衛星が6機と、関市の山間としてはまずまずの見え具合でした。 写真では残念ながら流星を捉えることが出来ず、また明け方近くの人工衛星は夜露対策をしておらず、 フィルターが濡れて撮る事が出来ませんでした(T_T)。 流星も綺麗でしたが、ISS(国際宇宙ステーション)も木星と同じぐらいの明るさで、空をゆっくり横切って行く 姿は、とても美しかったです。 流星を待つ間に撮ってみた星空。 りゅう座流星群は北極星近辺(りゅう座)を放射点とする流星群ですが、その方角はチョッと星座が寂しい。 という事で、南空にカメラを向け写真を撮ってみました。 南空を広く1枚。 オリオン座,おうし座,プレアデス星団,牡羊座(少し欠けてしまいましたが)、そして右端中央に明るく 光るのが木星です。 オリオン座。 オリオン座の三ツ星とオリオン大星雲付近をアップで。 さらにオリオン大星雲をアップで。 ここまでアップにすると、露出5秒でも固定撮影では星が流れてしまいます。 おうし座とプレアデス星団。ちょっと良く解りませんね。 最後は、流星群放射点に向け、北極星とカシオペヤ座。 次は10/21~22にかけ飛来する、オリオン座流星群があります。 月がチョッと邪魔する様ですが、期待して見てみたいと思います。
by NB_yhyn
| 2011-10-10 17:24
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